ナンピン

ナンピンとは、投資の売買手法の一つでポジションを持った後

不利な側へ値段が動いた際、さらにポジションを追加で持って

ポジションの平均値を有利な側にする方法。

買いポジションを持った場合は、”ナンピン買い”

売りポジションを持った場合は、”ナンピン売り”という

 
具体例を挙げて説明いたします。

 
例) 100円で株を購入したが、予想に反し株価は80円まで下落。

ここで、80円で再び買い増しをするのがナンピン買いです。

 
この場合、買った株数が両方とも同じ株数であった場合、

自分のポジションの”平均買いコスト”が、

(100円+80円) / 2 = 90円

と言う具合に、100円 ⇒ 90円 に下がったことになる。

ナンピン

 
例えばですが株価が、100円⇒80円⇒95円 と言う具合に

15円上昇した場合、

 
●ナンピン買いをしていなかった場合、

ポジション 100円 ⇒ マイナス5円

 

●しかし、ナンピン買いしていた場合、

平均買いコスト 90円 ⇒ プラス5円

 
このように、ナンピン買いをすることによって

自分のポジションの平均買いコストを下げることにより

有利なポジションを持つことが出来るのです。
ここまでの説明を見ると非常によい投資法のように見えますが、

元々計画的に、資金管理を考えた上でこの”ナンピン”を

行うのであれば問題ありませんが、無計画な”ナンピン”は、NGです。

 
買いポジションを持ったと言うことは、相場は上がると思っている中、

自分の読みが外れて、値段が下落してきてナンピン買いをするのであれば、

 
・資金管理のない状態であれば、許容できない額のロスを生む危険性

・トレンドが崩れて逆バリ的エントリーしている

・塩漬け(マイナス状態での長期ポジション保有)により運用効率が悪くなる

など

デメリットが多いものです。

 
特に無計画な”ナンピン”の場合は、

”負けを認めたくない人間の心理”の場合が多く、オススメできません。

 
しかし、トレンドが出ている最中の押し目や戻りの最中で

どこで反発するかわからないような場面で、

まず、1回目の買いを入れ、さらに下げたら2回目の買いを入れるなど

元々資金管理してあり計画的に考えられた”ナンピン”であれば、

戦略的にアリだと思います。

 
つまり無計画な感情トレードによるナンピンでなければ

非常に有効なひとつだと思われます。